バキシリーズのあっと驚くような名言をまとめてみた

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絵柄、画風、範馬刃牙の強さ、範馬勇次郎の強さ、人々の暴力に対する異様な敬意など。色々な面で私たち読者を驚かせてくれるバキシリーズだが、今回はそんなバキシリーズで生まれた数々の名言についてまとめてみようと思う。

中には「これ名言か?」と感じるものも含まれているかもしれないが(むしろほとんどそうかもしれない)、そういった点に関してはスルーして欲しい。

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神心会空手

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愚地独歩が作った格闘団体で日本全国に100万人の門下生がいる。この規模は世界の格闘団体の中でも最大規模のもので、そのため多くの優秀な空手家を輩出した(とは言っても数人だが)。都内だけでも門下生の数は5万人にのぼるため、一たび特定の人物を探そうと思えば警察組織よりも迅速に発見することが出来る。

物語の中盤、最大トーナメントにおいて館長である愚地独歩が準々決勝で渋川剛毅に敗北したのをきっかけに神心会空手から脱退(息子の克己が敗北したのも大きな要因となった)。

後継者として愚地克己が館長の座に就くことになった。

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毒手

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中国から日本へ伝来した技で毒草・毒薬・毒虫から配合した薬の入った瓶に拳を突き、その拳に毒素を含ませることで毒手が完成する。毒手による攻撃は一定時間触れただけでも毒が相手の身体に入り込み致命的なダメージを与える。通常は毒によるダメージは即効性があり、毒手の攻撃を受けた相手は時を経ずしてその痛みに苛まれることになる。

自らの拳を毒入りの薬に突き刺すため修行を開始した当初は激痛に襲われることになる。中にはその痛みに耐えかねて腕を切断する武闘家もいるほど。

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鎬紅葉がドアノブを回す際に見せた握力はどこへ行ったのか

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鎬紅葉(しのぎくれは)が戦うドクターとして作中に初登場した際、範馬勇次郎(はんまゆうじろう)の留まっていたホテルの一室に押し入ろうとしてドアノブを回して壊そうとした事があった。ただならぬ気配を感じたはドアノブを持って扉を開けようとしたが鎬紅葉も扉を開けようとしたためドアノブを反対側に回した。

その結果、ドアノブは鎬紅葉が回そうとした方向に周り作中最強の勇次郎が握力負けする展開となった。この際、ドアの向こう側にいた人物は最後まで姿を現さなかったので厳密に鎬紅葉だと断言は出来ないが、その時に登場していたキャラクターとストーリー展開を考えると十中八九、ドアの向こうにいた人物は鎬紅葉本人だと見て間違いないだろう。

この一件があったため鎬紅葉は物凄く強いファイターなのだろうと思われたが、その直後に行われた範馬刃牙(はんまばき)との対決で敗北。さらにはその後行われた最大トーナメントでは控室と会場を結ぶ廊下でジャック・ハンマーとの力比べに敗北している。

登場当初に見せたあの凄まじい怪力はどこに消えてしまったのかとファンの間では専らの話題となっている。

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範馬勇次郎(はんまゆうじろう)

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言わずと知れた作中最強キャラクター。もちろん作中での戦闘でも一度も敗北しておらず、バキシリーズの最期の対決「史上最強の親子喧嘩」で範馬刃牙(はんまばき)と戦った際も事実上の勝利を収めた(ただし本人は訳の分からない理由で刃牙の勝利を認めていたが)。

その戦闘力は世界最強の軍事大国であるアメリカ合衆国をも凌ぎ、かつてアメリカの特殊部隊を壊滅させた際にホワイトハウスと直接友好条約を結ぶことになった。この事は極秘情報のようで日本でも限られた要職に付いている人間のみが知る内容だった。

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地下闘技場

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バキシリーズの第一作『グラップラー刃牙』においては数多くの闘いが行われた場所。その後のシリーズである『バキ』や『範馬刃牙』ではあまり使用されなかったが、「武器なし。反則なし」という条件での闘いはまさにグラップラー(格闘士)の聖地として相応しかった。

バキシリーズにおける主要なキャラクターはことごとくこの場所での闘いを経験しており、特に主人公である範馬刃牙(はんまばき)は青年期にこの場所を訪れ、自らの格闘技の才能を飛躍的に伸ばすこととなった。

徳川光成(とくがわみつなり)が所有する施設で場所は東京ドームの地下6階にある。もともとは後楽園にあったらしいが徳川光成の財産と権力で東京ドームに移されることになった。

後楽園地下闘技場のOBだった愚地克巳(おろちかつみ)が言うには移転前の地下闘技場と現在の闘技場では趣きがかなり異なるらしい。

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百林寺(びゃくりんじ)

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山奥にある中国拳法を継承する寺で劉海王が師範を務めている。中国拳法界でも名門として一目置かれる存在で、ここ最近も欧米人初の海王となったドリアン海王や中国拳法史上最高の逸材と呼ばれる烈海王などを輩出している。

師範である劉海王は武人として中国全土にその名を知られる人物であり、中国大擂台賽に出場した際も盛大な拍手で出迎えられていた。

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ガイア

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自衛隊最高精鋭の一人。二重人格者で普段はノムラとして衛生兵をしている。小柄な体格と温和な性格からあまり強そうには見えないが、人格が変異してガイアになると世界最強の兵士になる。

現在では自衛隊に所属しているが、傭兵時代はその卓越した戦闘力から「ミスター・ウォーズ」と呼ばれオーガに並ぶ強者として評価されていた。しかし実際に範馬勇次郎(はんまゆうじろう)と戦った際は圧倒的な力量差でぼこぼこにされている。

さらには幼年期(13歳)の刃牙にも戦いで敗れており、どのくらい強いのか疑問が生じる人である。

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範馬勇一郎(はんまゆういちろう)

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範馬勇次郎(はんまゆうじろう)の父親。バキシリーズの最終章『範馬刃牙』において親子対決の最中、幽霊として孫である刃牙の前に登場した。息子の勇次郎とは正反対の性格をしており非常に教育熱心だったらしい。ただ勇次郎の言動を見る限り教育熱心だった父親の姿は全く見えてこない。

範馬の血筋を引くだけあって息子同様に人間離れした戦闘力を保持しており、太平洋戦争終戦直後は沖縄の近くにある小島で一人で米国軍と戦闘を繰り広げていた。普通では到底考えられないが、そこら辺がバキシリーズ・クオリティで遂には米国の戦艦アイオワを占領し米国に勝った男になった。

そのあまりの手強さに現場の指揮官が本国へ原子爆弾の使用を打診したほどだった。

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菩薩の拳

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愚地独歩(おろちどっぽ)が最大トーナメント3回戦で見せた。正拳突きの一種。通常は握りこぶしで放つ正拳突きをあえて菩薩の手の形(別の言い方をすれば赤ん坊の手の形)で行う。この菩薩の拳の場合、攻撃の際に発せられる殺気が一切無いため相手が気配によって攻撃を読むことが出来ないため不可避の攻撃になる。

恐らく菩薩の手の形なので「殺気が出ない」という事なのだろうが、本人に攻撃や殺傷の意思がある以上殺気が出ると思われるがその部分は触れてはいけないタブーのようだ。

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