御輿芝喜平(みこしば きへい)

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護身流合気柔術の開祖で若き日の渋川剛気(しぶかわごうき)の師匠でもある。かなりの高齢で立っているだけで精一杯という見た目だが、武術の腕は確かなようで全く隙の無い構えが出来る。そのため並の使い手ならばその立ち姿のみで圧倒出来てしまう。

しかしそんな小細工は渋川には通用せず、立ち合いにおいて猛烈な勢いで攻撃を仕掛けてくる渋川に対して遂に刀を使用してしまう。これは柔術家として力量の差を認めた証しであり、この時をもって渋川剛気は護身流合気柔術の免許皆伝となった。

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握撃(あくげき)

この記事を読むのに必要な時間の目安: 2分ぐらい

花山薫(はなやまかおる)の必殺技。相手の手足の一部分を両手で握り急激に圧迫する事で皮膚・血管・筋肉を破裂させる。桁違いの握力を持つ花山ならではの技だが相手からするとかなり厄介な能力で、特に寝技や関節技を仕掛けられた際の脱出法として最も有効に活用される。

この技を知らない相手の場合、不用意に花山に関節技を仕掛けて逆に大ダメージをくらうことになる。握るという単純な動作のためダメージを与えるまでの時間がとても短く、通常の打撃技と同じくらいの速度で攻撃を完了させることが出来る。

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グルグルパンチ

この記事を読むのに必要な時間の目安: 2分ぐらい

両腕をゴリラのようにグルグルと回して相手に突進していく技。見た目が最高にかっこ悪く、喧嘩を一度もしたことのない女子供がしばしば使う戦闘技術である。腕を回すという性質上、通常のパンチや蹴りに比べて射程が短くなる他、必要以上に腕を大きく回すので攻撃に向かうはずのパワーのほとんどが拡散されており、相手にヒットしたとしてもほとんどダメージを与えることが出来ない。

さらに攻撃範囲が前方の一定の高さに絞られ左右の視界は回転する腕によって見えづらくなっているため防御するのにも支障をきたす。間違いなく作中で登場した攻撃手段の中で最弱だと言える。

※徳川光成の放ったビンタ(自称「鞭打」)もかなり弱い部類に入るがそれ以上に弱い。

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マッハ突き

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愚地克巳(おろちかつみ)が披露した技。関節八か所の同時加速により音速を超える速度での正拳突きを実現している。烈海王(れつかいおう)ですら驚愕するほどの高等技術で、空手の完成形とも呼べる技。

しかしこのマッハ突きにはまだ奥があり郭海皇(かくかいおう)によってより完成度の高い真・マッハ突きが克己に伝授された。これはイメージによって人体の関節の数を無数に増やすことにより、さらに効率的に力の伝達を行うもので、その威力はマッハ突きを遥かに凌ぐものだった。郭海皇はこの技術を完全技と呼んでおり武の究極形だとしていたが、克己の才能ならば数日でこれを習得するだろうと予言していた。

実際その予言通り愚地克巳は真・マッハ突きを習得し、さらにその後独自に技の改良に励み遂に当てない打撃へと技を進化させた。これは真・マッハ突きの速度をさらに上げることにより離れている相手に対して空気圧で打撃を与えるというものだった。

この技を見た郭海皇は「拳法を50年は進化させた」と驚愕しており、愚地克巳の才能を讃えていた。

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ビスケット・オリバ

この記事を読むのに必要な時間の目安: 3分ぐらい

囚人の身でありながらアリゾナ州刑務所内に豪華すぎる個室を構えており、何時でも好きな時に刑務所の内側と外側を行き来できる。彼にとっては刑務所は行きつけのホテルでしかない。その自由過ぎる行動から「ミスターアンチェイン」と呼ばれており、これは誰も彼の行動を縛ることが出来ないという意味が込められている。

また囚人の立場ながら凶悪犯を捕えるのに協力しており、事実アリゾナ州刑務所に収容されているほとんどの囚人はオリバによって捕えられた。

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鞭打(べんだ)

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空道の技で全身を滑らかにしならせる事によってムチのような特殊な打撃を実現する。通常の打撃とは異なり相手の皮膚に対してダメージを与えるのでガードのしようがなく、この技を回避するためには避けるしかない。加えて皮膚を狙って攻撃するため相手の体全体が急所となり、どこに攻撃しても大きなダメージを与えることが出来る。

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鮎川ルミナ(あゆかわ るみな)

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範馬刃牙(はんま)の近所に住む小学生。普段からいじめにあっており、クラスメートに刃牙に対して刃物を持って喧嘩を売るように強制される。本人はまさか本気を出さないだろうと思っていたが、刃牙は大真面目で対決に応じてしまった。

日本人のはずなのにルミナという変わった名前をしている。一見欧米人っぽい名前のように思えるが、冷静に考えるとこんな欧米人の名前は聞いたことがなく、恐らくいまどきの親がカッコ良いと思って付けたのだろう。いじめられっ子になったのもその風変わりな名前のせいだと言っても過言ではないだろう。

ただそのお陰で刃牙と知り合いになれた事を考えると親のネーミングにも文句ばかりも言ってられない。

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アイアン・マイケル

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ボクシング世界ヘビー級チャンピオン。「ボクシングのヘビー級チャンピオンこそが世界最強」という事を証明するべく最大トーナメントの出場を決意した。ボクシングの歴史から見ても非常に傑出したヘビー級王者のようでセコンドのサム曰く「ボクシングの技術を芸術にまで引き上げた」人物らしい。また後の『範馬刃牙』に登場した鮎川ルミナ(あゆかわるみな)が言うには「間違いなく史上最強のボクサーと呼ばれる時期があった」という。

トーナメントの一回戦ではボクシングの弱点を知り尽くしたテコンドー使い李猛虎(りもうこ)に対して苦戦を強いられたが、壁に足をかけるという大胆な発想で反撃を繰り出しその一撃でKO勝ちした。

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セルゲイ・タクタロフ

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ロシアのサンボチャンピオン。半裸の状態で吹雪の中で満載に積まれたトロッコを引き上げるような過酷な訓練を行っており、そのため驚異的な筋力の持ち主となった。控室では対戦相手の烈海王(れつかいおう)と言い合いになっており、その際に仲裁に入ったリーガンに「首狩り十字固め」をくらわしている。

トーナメントの一回戦で烈海王と対戦したが、圧倒的な実力差を見せつけられて敗北した。その際に「お前のいる場所は我々が3000年前に通過した場所だ」と屈辱的な言葉を投げかけられている。

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アンドレアス・リーガン

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文句なく作中最大の体格を誇る人物。プロレスラーとして活躍しているが、その大きすぎる体格のため幼少期から「本気で戦ってはいけない」と何度も刷り込まれてきており、自らの戦闘能力を発揮する機会に恵まれずにいた。しかし本人の闘争意欲は確かなものでいつかは本気で戦ってみたいと心から願っていた。

最大トーナメントでは本気で戦えることを心から喜んでおり試合前もかなりの上機嫌だった。しかし一回戦で範馬刃牙(はんまばき)と対戦すると格闘技を本気で打ち込んできたものとの圧倒的な差を見せつけられ惨敗した。

ただ本人は結果よりも本気で戦えたことに満足しており自分を圧倒的な強さで倒した刃牙に対しても試合後に敬意を払っていた。

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