愚地独歩(おろちどっぽ)

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会員数5万人以上を誇る空手団体、神心会の館長。「武神」や「人食いオロチ」などの様々な異名を持っており、刃牙が地下闘技場に参戦するずっと前に王者として君臨していた。現在では闘技場から身を引き後進に道を譲るべく指導に力を入れていたが、戦いに対する欲求は全く衰えておらず未だ全盛期の力を有していた。

シリーズ第一作のグラップラー刃牙においては最強の使い手だったが(勇次郎を除く)、シリーズが進むにつれてより強い人物が出てくるようになり多少立ち位置が降下した。しかし登場から一貫して主要なキャラクターとして活躍しており、その戦闘スタイルや人柄から多くの読者から親しまれている。

[h2]基本情報[/h2]

  • 年齢:45歳前後
  • 身長:178cm
  • 体重:110kg
  • 国籍:日本

戦闘スタイル

作中で登場する中で最も代表的で強い空手家。長年による鍛錬のかいもあり一つ一つの技の錬度がとても高い。中でも正拳突き、手刀、貫き手のような空手において古くから基本とされる攻撃は回避不能なまでに洗練されており、初めて刃牙が受けた時は事前に明言されているにも関わらず避けることが出来なかった。

一方で純粋な殴り合いも好んでおり相手の戦闘スタイルによっては敢えて空手技を使用しない場合もある(例:リチャード=フィルス)。

また百戦錬磨の使い手だけあって相手の虚をつくのが上手く言葉によって相手を騙したり、ダメージを負ったふりをして相手が油断している隙に反撃するといったような卑怯な手段も使う。

人間関係

開けっ広げな性格をしているため誰とでも親しくなる傾向にある。中でも範馬刃牙とは長年交友がありながら一度も拳を合わせたことがないという不思議な関係である。一方で勇次郎とは二度対戦しておりいずれも敗れているが、その戦闘に対する姿勢を評価されており一緒に酒を飲みに行ったりと交流がある。

息子である愚地克巳(おろちかつみ)に対しては早くからその才能に気付き「空手を終わらせた男」と呼び高く評価していたが、やや過保護な教育を施してしまったきらいがあり、それ故に戦いに臨む姿勢を履き違えさせてしまった。

独歩自身その事に気が付いていたが、ピクル戦の際に大きく成長した克巳を見て胸をなでおろしていた。

ステータス・チャート

愚地独歩 ステータス

  • 身体能力
  • 8点。空手家として心身ともに極限まで鍛えている。勇次郎と戦った際も彼が本気を出す前はその打撃技を喰らっても致命的なダメージを受けていなかった。ただし若干、身長が低く格闘家としての理想的なフレーム(骨格)だとは言えない。その点では息子の克己に一歩劣る。

  • 経験
  • 10点。文句なし。かつては地下闘技場で数多の格闘士を相手に戦い、時にはシベリアトラを相手にした。あまりにも規格外な戦いだったため「言ったところで誰も信じない」として「虎殺し」の話しは封印していた。

  • 知識
  • 9点。空手だけではなく日本に伝わる古武術全般に通じている。柔術使いの渋川剛気のことも知っており合気を破るための方法も理解していた。また武術家として人体に関する知識にも長けている。

  • 性格
  • 10点。ひょうきん過ぎる性格で他人を憤慨させることもあるが、それ以上に多くの人から好かれている。中でも徳川光成(とくがわみつなり)から溺愛されている。

  • 戦闘技術
  • 8点。空手を極めている。場面に応じて様々な技を使用しており、登場してから終盤まで次々と登場していない技を披露していた。ただ渋川剛気と比較するとやや戦闘技術の面では劣る。

  • 発想力
  • 9点。数多の戦闘経験から如何なる状況も打開する発想力を培っている。渋川と相対した際は相手の攻撃の威力を利用して反撃する合気の弱点を突き、こちらから攻撃しないという方法を用いた。戦術を先制攻撃からカウンターに変えたことにより渋川に本来は得意としない先制攻撃を仕掛けさせ見事一撃を加えることに成功した。

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