日本を代表する格闘漫画である『グラップラー刃牙(ならびにその続シリーズ)』と『北斗の拳』。お互いの漫画で出てくる最強クラスの敵であり体格も正確も似たような雰囲気を持った二人であるが、仮に二人が戦ったらどちらが勝つのか、お互いの戦闘能力について分析してみた。
筋力
どちらも人間離れした体格をしておりそれに比例して筋肉も発達している。それぞれの体格を数字で見ると範馬勇次郎は身長190cm、体重120kg強に対し、ラオウは身長210cm、体重145kgとなっている。
筋力は身長と体重に大きく左右されることを考えるとこの点ではラオウに軍配が上がるようだ。
戦闘技術
『グラップラー刃牙』が現実にあるていど即した戦闘技術(一応最後まで空手が強いことになっていた)を使用しているのに対し、『北斗の拳』では北斗神拳や南斗聖拳、元斗皇拳など現実世界とは一線を画す戦闘技術が使用されている。
そのため戦闘技術でもラオウに軍配が上がると考えられる。しかしラオウは北斗神拳以外の拳法(戦闘技術)を体得していなかったのに対し(少なくとも使用する場面はなかった)、範馬勇次郎は本部以蔵曰く「古今東西あらゆる武術を身に付けている」らしく技術の引き出しではラオウをはるかに上回る。
そのため戦闘技術による差は僅かだろう。
戦闘における才能
『グラップラー刃牙』において範馬勇次郎の格闘における才能は唯一無二だった。作中の戦いで一度も敗北しなかっただけでなく、最後の戦いとなった息子の刃牙とのタイマンまではダメージらしいダメージを受けていなかった(その最後の戦いでさえ余裕があるように見えた)。
一方ラオウの格闘に対する才能は作中の主要キャラクターと比べるとむしろ乏しい。ラオウは幼少期にケンシロウやトキとともに北斗神拳の修行をしていた。ラオウは三人の中では長兄にあたり、そのぶん長く北斗神拳の修行をしていたが後継者の座につくことができなかった。
しかも当初、後継者につくと目されていた次兄のトキが病気で後継者レースから脱落したにも関わらず、末っ子であるケンシロウに後継者の座を奪われてしまった。
そしてその後、数度に渡って行われたケンシロウとの戦いの末に敗死している。
実際、ラオウが作中で倒した相手はほとんど雑魚ばかりで(トキも倒しているがその時彼は病気ですでに死にそうだった)、強い相手とは戦っていない。特に聖帝として猛威を振るっていたサウザーに対してはそのやり方を快く思っていなかったが、一向に戦いを挑まなかった。
そう考えると格闘における才能に関しては範馬勇次郎が大きく上回っていると考えられる。
まとめ
結論としては「普通に戦えばラオウ」というものだ。『グラップラー刃牙』と『北斗の拳』では戦闘に対する規模がそもそも違うのでラオウ有利は動かしがたい事実だろう。
しかし両者の対戦成績や格闘に対する才能を考慮すると「範馬勇次郎がラオウに負ける姿も想像つかない」という思いもある。
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