鎬紅葉がドアノブを回す際に見せた握力はどこへ行ったのか

この記事を読むのに必要な時間の目安: 4分ぐらい

鎬紅葉(しのぎくれは)が戦うドクターとして作中に初登場した際、範馬勇次郎(はんまゆうじろう)の留まっていたホテルの一室に押し入ろうとしてドアノブを回して壊そうとした事があった。ただならぬ気配を感じたはドアノブを持って扉を開けようとしたが鎬紅葉も扉を開けようとしたためドアノブを反対側に回した。

その結果、ドアノブは鎬紅葉が回そうとした方向に周り作中最強の勇次郎が握力負けする展開となった。この際、ドアの向こう側にいた人物は最後まで姿を現さなかったので厳密に鎬紅葉だと断言は出来ないが、その時に登場していたキャラクターとストーリー展開を考えると十中八九、ドアの向こうにいた人物は鎬紅葉本人だと見て間違いないだろう。

この一件があったため鎬紅葉は物凄く強いファイターなのだろうと思われたが、その直後に行われた範馬刃牙(はんまばき)との対決で敗北。さらにはその後行われた最大トーナメントでは控室と会場を結ぶ廊下でジャック・ハンマーとの力比べに敗北している。

登場当初に見せたあの凄まじい怪力はどこに消えてしまったのかとファンの間では専らの話題となっている。

仮説1. ドアノブを回していたのは鎬紅葉では無かった

前後のストーリーを見る限りどう見ても扉の向こうにいたのは鎬紅葉だが、如何せん姿が見えていない以上何とでも言えてしまう。確かにそれまで勇次郎と鎬紅葉は面識が無く、仮に鎬紅葉がドアノブを回していたのだとしたらどのようにして勇次郎のいる部屋を探し当てたのか疑問が残る。

鎬紅葉の地下闘技場での言動を見る限り勇次郎のことは知っていたようだが、勇次郎が当該のホテルに泊まることを決めたのは当日かそうでなくてもその日からさほど遡らないはず。

だとしたら名前こそ知っているものの顔すらイマイチ分からない相手を探すのはとても困難なはず。まして普段は医者としての執刀が重なっており勇次郎の泊まるホテルなど探している余裕は無いだろう。

そう考えると扉の向こうにいた人物は鎬紅葉では無かったのかもしれない。

仮説2. 勇次郎が本気ではなかった

ドアの向こうにいた人物(ここでは鎬紅葉だと仮定する)がドアノブを回そうとしたのに対し、勇次郎はさほど力を入れていなかったのではないか。もともと自分の筋力には絶対の自信を持っている人だし、寝起きという事も考えると本来の力を発揮していなかったのではないか。

まして勇次郎はドアの向こうにいる人物を愚地独歩(おろちどっぽ)だと思っていたため、あらかたどのくらいの筋力の持ち主か想定していた可能性もある。その想定を超えたため予想外の事態に多少パニックになり握力負けしたという事なのではないか。

仮説3. その頃の勇次郎は軟弱だった

勇次郎の特徴の一つは止まることの無い成長速度だ。ストライダムが言うように彼は何歳になっても格闘家としての成長期にあり身体能力も未だに発達している。そのためバキシリーズの初期においてはあの程度の筋力しか無かったのではないか。

むしろその頃、ビスケット・オリバと力比べをしようものなら一瞬で片付けられていた可能性もあったのではないか。

以上が絞りに絞った仮説になる。バキファンの皆さんはこの謎をどう思うだろうか?

シェアして頂けると嬉しいです

最後まで読んで頂きありがとうございます。この記事を面白いと思って頂けたましたら、是非ソーシャルネットワークでシェアしてください。シェアして頂けると管理人が喜びます。