日本人で唯一『海王』の称号を持つ男。中国拳法・空拳道の使い手でその実力は中国本土の海王と比べても遜色無い。日本国内に2万人もの弟子を抱えており、単なる格闘家ではなく指導者という立場でもある。
弟子たちの育成により力を入れるため強い格闘家に会うたびに日本に来るようスカウトして回っている。口癖は「強いだけでは空しいぞ」。単なる一拳法家として強さに磨きをかける事よりも日本という国全体を配慮して行動するふしがある。
弟子の総数2万人と聞くと物凄い数に聞こえるが、愚地独歩(おろちどっぽ)が作った神心会空手の門下生が全国に100万人いる事を考えるとそれほど大した数字には思えなくなる。
[h2]基本情報[/h2]
- 年齢:40歳過ぎ(予測)
- 身長:170cm後半(予測)
- 体重:70kg前後(予測)
戦闘スタイル
基本的には中国拳法と空拳道を駆使して戦うが、自分よりも格上の相手にはどんな卑怯な手を使用してでも勝とうとする。ただしそんな時でも礼節を軽んじるようなことはせず、あくまでも勝つための手段として取り入れているだけである。
特に烈海王との試合では握手からの奇襲攻撃を何度も繰り返しており恥や外聞はそっちのけだったが、その執拗にまで卑怯な攻撃を繰り返す姿勢はかえってすがすがしいものだった。
烈海王もこれを下法だとはみなしておらず、むしろ格上を相手にしている寂海王からすれば当然の行動だと認識していた。
人間関係
登場回数があまり多くないため不明な部分が大きいが範馬刃牙や烈海王とは親しげに会話していた。特に刃牙は寂海王のどんな状況にあっても自分よりも弟子のことや日本のことを気にかける寂海王の人となりを大変尊敬しており、烈海王との試合に敗れて帰ってきた際もその戦いぶりに賛辞を送っていた。
ステータス・チャート
- 身体能力
- 経験
- 知識
- 性格
- 戦闘技術
- 発想力
7点。海王の称号を得るくらいなのだからそれ相応の身体能力を持っていることは間違いないが、烈海王のような超一流の拳法家と比べるとやや見劣りする。
8点。年齢を考えると充分すぎるほどの戦歴を持っているだろう。加えて指導者としても経験もあるため武に対してあらゆる角度からの経験に富んでいる。
9点。指導者という立場もあり武術に対する高い知識を持っている。大擂台賽大会でもたいたび試合の解説をしていた。
10点。仏様のような顔つきや性格をしている。バキシリーズに出てくる人物は皆少なからず自己中心的な者ばかりだが、この人はそういった人間性とは真逆である。そういった他者を思いやる気持ちが寂海王の底力になっているのかもしれない。初対面であるはずのビスケット・オリバに対しても対戦相手の龍書文についての情報を教えて警戒を促すなど行き過ぎたほどのお人好しだった。
8点。海王の称号を持つほどに中国拳法を極めており、さらに日本固有の武術である空拳道の使い手でもある。戦闘技術に関しては作中でもトップクラスのものを持っている。
8点。基本的に卑怯な手法に対する発想力がある。ただしそれ以上に注目すべきなのは武闘家(まして立派な立場を築いていながら)として卑怯な技を使う恥ずかしさを捨て切れる所なのかもしれない。
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