中国拳法の頂点に立つ人物。100年に一度行われる大擂台賽の前回優勝者でもある。その時優勝した際は筋骨隆々のファイターで力のみを信仰しており、理合という概念を完全に否定していた。しかし大擂台賽優勝後、理合を否定するために数多の道場破りをしていた最中に真の理合使いに遭遇。60歳を超す老人相手になす術なく破れたのをきっかけに、それまでの戦闘スタイルを捨てて理合を手に入れるため修行に没頭する。
齢90を超えた頃ようやく真の理合いを手にし力に頼らずとも巨漢を簡単に倒せるようになった。
ただしこの人の本当に凄いところは武術の腕ではなく、人間の限界(寿命)と言われる125歳を遥かに超えているにも関わらず生きているという所である。一体この漫画の中での世界最高齢の方は何歳なのだろうか?
[h2]基本情報[/h2]
- 年齢:146歳
- 身長:155cm前後
- 体重:40kg前後(推測)
- 国籍:中国
戦闘スタイル
前述の通り理合使いである。その中でも消力(シャオリー)という技を基本的な技法として用いており、郭海皇の理合の中心となっている。消力(シャオリー)は基本的には守りの技術だがこれを攻撃技としても応用しており、勇次郎ですら退くほどの威力になっている。
理合を極めた郭海皇に言わせれば「肝心なのは必要な時に必要な速度と力を発揮する事。完璧なタイミングを手中にしているのであれば速度すら必要ない」らしい。
ただ消力(シャオリー)よりも、同じ理合使いである渋川剛気(しぶかわごうき)の合気のほうが便利なような気がしてならない。
人間関係
全ての海王の頂点に立つ海皇と言うだけあって国内では大人気。大擂台賽の際も大勢のマスコミが集まり取材が行われていた。同じ中国拳法家としては烈海王と親しいようで、恐らく拳雄と呼ばれる烈海王を自分の後継にと考えているのだろう。
ステータス・チャート
- 身体能力
- 経験
- 知識
- 性格
- 戦闘技術
- 発想力
7点。見た目はただのおじいさんである。おわんと箸にすら重さを感じるほどの筋力で普段は車椅子に乗って生活している。ただいざ戦闘になると俊敏な動きを披露している所を見るとそれなりに身体能力を維持しているようだ。
10点。何といってもキャリア100年以上の武闘家である。地球上でこの人よりも戦闘経験が豊富な生物はいないだろう。
10点。亀の功より年の功。長く生きているだけあって武術の知識にも長けている。愚地克巳(おろちかつみ)に技を伝授するため来日した際は烈海王ですら知らなかった技を克巳に授けていた。
4点。普段は人格者のふりをしているが気にくわないことがあれば容赦なく攻撃を加える。大擂台賽で海王が立て続けに負けたことに腹を立てて、武術省の人間の手を切り落としていた。一方で機嫌が良い時はひょっこり現れてレアな技を伝授してくれる。
10点。極めている。郭海皇の用いる消力(シャオリー)を見た烈海王は「あの技を使うにしては今の私は若すぎる」と言っており、その戦闘技術の高さに感嘆していた。
9点。範馬勇次郎のパンチを受けて絶命しそうになった時、とっさの判断で擬態死を行い難を逃れた。さすがに幾多の死線をくぐって来ただけあって凌ぎの発想が違う。