本部以蔵(もとべ いぞう)

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柔術家。どの流派にも属しておらず自らの研究と鍛錬によって新しい柔術の道を切り開いている。登場した際の風格は愚地独歩(おろちどっぽ)に匹敵するものだったので、かなりの使い手だと思われたが範馬勇次郎(はんまゆうじろう)と戦ってあっさり敗北。

続く最大トーナメントでは一回戦で横綱の金竜山と戦い敗退した。そのため読者の間ではすっかり雑魚キャラが定着してしまい、武術の知識だけは一人前の解説役に成り下がってしまった。

しかし最凶死刑囚編では夜の公園で柳龍光(やなぎりゅうこう)と対戦。技量では作中でもトップクラスである柳相手に圧倒し読者を驚かせた。

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マウント斗羽

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30年もの間プロレス界のスターとして活躍した人物。プロレスとう競技の性質上、実際の戦闘ではあまり強くなさそうに思われたが実際は規格外の体格と優れた技術を持ち合わせる超一流のファイターである。すでに地下闘技場のチャンピオンだった範馬刃牙と対戦した際も予想外の善戦をしたが、最終的には長年の競技生活で痛めた膝の影響で敗れた。

最大トーナメントではリザーバーとして烈海王(れつかいおう)と対戦したが、この際も弱点である膝を攻撃された敗北した。

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加納秀明(かのう しゅうめい)

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徳川光成(とくがわみつなり)の屋敷の警備隊長を務めており、地下闘技場の正ファイターでもあった。その実力はなかなかのもので地下闘技場にエントリーすべき、徳川邸に侵入した刃牙に対して始めは互角に渡り合っていた。

ただしその実、地下闘技場のファイターの中最弱で刃牙に敗れた後、徳川光成が直々に正ファイターの座から降ろすことを決定した。通常の警備兵よりは遥かに強いが、一流の格闘家を相手にするにはいささか力不足でドリアンが侵入した際も邸宅の者に危機を知らせることすら出来ずに倒されている。

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ロブ=ロビンソン

この記事を読むのに必要な時間の目安: 2分ぐらい

キックボクシング世界統一王者。猪狩完至(いがりかんじ)に匹敵する体格を誇っている。普段は陽気な性格をしており試合前には猪狩に対して「一応プロなんだな」と挑発していた。しかし試合になると表情が一変し獲物を狩る猟師のように鋭い目付きになり、キックボクシングのチャンピオンらしい強烈な打撃技を繰り出していた。

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渋川剛気(しぶかわ ごうき)

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「武の体現者」とまで呼ばれる武術の達人。技術の難度が高く、それまで稽古の場でしか使用されなかった合気柔術を実戦で使用出来るまでに極めており、あらゆる打撃技に対して完璧なカウンターを取れるようになっている。

最大トーナメントに出場した際は圧倒的な技量でロジャー=ハーロン、鎬昴昇(しのぎこうしょう)、愚地独歩(おろちどっぽ)と言った強敵を倒し、準決勝まで進出した。しかし準決勝で薬物によって人智を超えた肉体を手に入れたジャック=ハンマーに敵わず敗退した。

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鎬紅葉(しのぎ くれは)

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鎬昂昇(しのぎこうしょう)の兄。普段は天才外科医として病院に勤務している。医師として人体の仕組みに精通しており、その知識に基づいてヘヴィ級ボクサーの瞬発性、スプリンターの機動性、アマチュアレスラーの柔軟性、マラソンランナーの持久性を備える理想的な肉体を作り上げている。

鎬昂昇曰く、その肉体は紐切り空手よりも危険だそうで登場時点では作中最強の肉体だと言っていい(もちろん範馬勇次郎は除く)。

知勇ともに優れた天才肌の人物であるがその反面、自信過剰で人を見下すくせがあり、多くの患者たちを自分の医学的知識を向上させる研究材料として犠牲にすることもあった。しかし刃牙に敗れたことをきっかけに人の痛みを理解するようになり改心し、いつの間にか作中で屈指の良い人になっていた。

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鎬昂昇(しのぎ こうしょう)

この記事を読むのに必要な時間の目安: 4分ぐらい

「紐切り」と呼ばれる空手の流派の中でも極めて過激な流派に属する武闘家。手足の指を極限にまで極める事により通常は打撃技として使われる手刀や貫き手を斬撃のレベルにまで引き上げている。この技をさらに磨き上げた鎬昂昇は相手の神経部分を正確に切断する能力を身に付けており「紐切り鎬」と恐れられている。

紐切り空手はその残虐性の高さから対戦相手に恵まれない悲劇の流派として知られており事実、鎬昂昇も強者との対戦を欲してスペインまで足を運んだが満足の行く好敵手とは出会えないでいた。

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愚地克巳(おろち かつみ)

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「武神」愚地独歩(おろちどっぽ)の息子(養子)。格闘家として理想的な体型に加えて、ベンチプレス300キロ、100m10秒台という驚異の身体能力を持ち合わせており、愚地独歩をして「空手を終わらせた男」と言わしめる。その天賦の才は郭海皇(かくかいおう)も認めており、物語の終盤で成長した愚地克巳を見て「拳法を50年は進化させた」と感嘆していた。

一方で天才ゆえに戦闘に対するモチベーションに問題があり、そのため実力ではさほど劣らない相手に対しても苦戦を強いられたり敗北を喫したりしていた。また特殊な状況での戦闘経験に乏しいからか、不意打ちやダーティーな攻撃に弱く武術家として臨機応変さに欠ける場面が多々見られた。

しかし物語が進むにつれて精神面で飛躍的に成長し真の武術家として充分な技量と精神を備えるに至った。

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柴千春(しば ちはる)

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暴走族「機動爆弾巌駄無(がんだむ)」の特攻隊長。仲間内では数々の武勇伝が語り継がれており、全国各地に一番弟子と自称する柴千春のファンがいる。同じくそっち系の人である花山薫(はなやまかおる)に強い憧れを抱いており、最大トーナメントをきっかけに交流を持つようになった。バキシリーズの終盤では花山にいいように使われていた。

かなりおせっかいな人のようで、街中でナイフを使って喧嘩している不良二人を捕まえて「負い目の無さが勝ちを生むんだ」などと訳を分からないことを言って二人を説教していた。

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アレクサンダー=ガーレン

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祖国ロシアが大好きな人物。愛国心が強すぎて大統領に「ロシアの支配下にあるという証が欲しいので、手錠を掛けて欲しい」と要求していた。ここまで来ると愛国者というよりは単なるMなのではないかと思ってしまう。

最大トーナメントへは徳川光成(とくがわみつなり)による主催者推薦で出場が決定し、ロシア民族の強さを証明するために出場した。しかし準々決勝でジャック・ハンマーと対戦し、ドーピングによって覚醒したハンマーによって圧倒されてしまった。

その後、最凶死刑囚編では敗北を求めてやってきたシコルスキーに襲われあっけなく敗北。療養生活を余儀なくされた。

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