渋川剛気(しぶかわ ごうき)

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「武の体現者」とまで呼ばれる武術の達人。技術の難度が高く、それまで稽古の場でしか使用されなかった合気柔術を実戦で使用出来るまでに極めており、あらゆる打撃技に対して完璧なカウンターを取れるようになっている。

最大トーナメントに出場した際は圧倒的な技量でロジャー=ハーロン、鎬昴昇(しのぎこうしょう)、愚地独歩(おろちどっぽ)と言った強敵を倒し、準決勝まで進出した。しかし準決勝で薬物によって人智を超えた肉体を手に入れたジャック=ハンマーに敵わず敗退した。

[h2]基本情報[/h2]

  • 年齢:75歳
  • 身長:155cm
  • 体重:47kg
  • 国籍:日本

戦闘スタイル

実戦では主に合気を使用するため相手の攻撃を待つカウンタータイプである。しかし合気を警戒して攻撃を仕掛けてこない相手(愚地独歩のように)に対しては自分から攻撃を繰り出している。本部の解説を聞く限り使用している武術は合気だけでなく柔術全般を使用しているようである(柔道の心得もある)。

また柔術を修めてきたものの最終形である「真の護身」を身に付けており、自分が敵わない相手と戦いに行こうとすると反射的にそれを阻止しようと体が動くようになっている。最大トーナメントでジャック=ハンマーと戦う際に「真の護身」に目覚め、壁を這って歩かなければ前に進めないようになってしまった。

人間関係

最大トーナメントを通じて範馬刃牙(はんまばき)と親しくなった。お互い決勝で対戦する事を意識していたが、渋川が準決勝で敗れたため実現しなかった。また最凶死刑囚編で登場した柳龍光(やなぎりゅうこう)とはかつて決闘をした間柄であり、ジャック=ハンマーと戦うまで渋川が生涯で唯一敗れた相手だった。

ステータス・チャート

渋川剛気 ステータス

  • 身体能力
  • 6点。術を完成させるために必要な動き(速度)に問題は無いが、パワーや絶対的な速度は高くない。そもそもかなりの老齢で、加えて理合の使い手という事もあり、あまり身体能力を必要としない事に由来している。

  • 経験
  • 9点。自分で言っていたが、「武神」愚地独歩との試合では武に対して打ち込んだ年月の長さが勝敗を分けた。

  • 知識
  • 8点。長い間、武術の鍛錬をしただけあって知識も豊富。指導者としても多方面で活躍している。

  • 性格
  • 8点。本気で戦う時はかなり獰猛な人間になるが、普段は気さくなで温和な性格をしている。初めて刃牙と会った時もとても謙虚で礼儀正しい態度で接しており、試合を始める前にも相手に一礼していた。

  • 戦闘技術
  • 9点。郭海皇(かくかいおう)、柳龍光と並んで作中に登場する人物の中でトップクラスの戦闘技術を誇る。ただしこの両者と比べると戦闘技術においていささか見劣りする感が否めないため一点減点した。

  • 発想力
  • 8点。長年の経験と武術に対する高い知識を元に相手が予想だにしない奇襲を仕掛けることがある。敗北濃厚と気付いていたジャック=ハンマーに対して行った奇襲は明らかに効果的だった。

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