最凶死刑囚編にて世界各地に収容されていた五人の死刑囚がシンクロニシティにより同じタイミングで「敗北を知りたい」と言い出した。この事に始まって驚異的な身体能力と戦闘能力を持つ彼らはいとも簡単に刑務所を脱獄し日本へと向かった。
彼らの共通点は自らがあまりにも強すぎたために望まないほどに勝利をし過ぎたため敗北に飢えているという点だった。
彼らは期せずして最強の格闘家が集まる日本の地下闘技場へと集まり、そこで徳川光成(とくがわみつなり)から「敗北をプレゼントする」と言われ最大トーナメントでの成績優秀者とサバイバルを開始することになった。
敗北を望んだ方々の末路
- ヘクター・ドイル
- ドリアン海王
- スペック
- シコルスキー
- 柳龍光
体内に仕込んだ武器を使いロブ・ロビンソンや鎬昂昇(しのぎこうしょう)を倒したが、烈海王(れつかいおう)と戦った辺りから雲行きが怪しくなり次いで愚地克巳(おろちかつみ)にぼこぼこにされる。
それでも自分の敗北を認めなかったため却って克巳からその根性を認められ亡命を手伝ってもらう。しかしその船で柳龍光(やなぎ りゅうこう)に出会い「敵と和解した」という事で切り付けられ命からがら海の中へ逃げ込む。
その後やっとかっと辿り着いた洞穴でビスケット・オリバに発見され逮捕された。
卑怯な手や催眠術、さらには中国拳法を駆使して加藤清澄(かとうきよすみ)、末堂厚(すえどうあつし)、愚地独歩(おろちどっぽ)、愚地克巳を倒したが、その過程で「敗北を望みながら一度も負けていないのは、一度も勝利したことがないという事」という訳の分からないことを考え始める。
その矢先、烈海王と出会い「君に勝ちたい」という新しい夢を持つ。しかしあっという間に打ち負かされ精神的ショックから幼児後退してしまった。
この人一番活躍しなかった。刃牙と戦おうとしていたところを花山薫(はなやまかおる)に邪魔をされてそのままバトルに突入。一度敗北を認めた後に奇襲をかけたが再度敗北する。
その後、搬送された病院で実年齢が97歳であることが判明し、それと同時にみるみるうちに老化が進んでいった。今思うと花山さんもおじいちゃん相手になんて事をしたのか。
来日してからは範馬勇次郎(はんまゆうじろう)やビスケット・オリバを始めとして色んな人と戦っていた。しかし終盤になるにしたがって負けが込み、最後には地下闘技場でガイアを相手に自分の敗北を認めた。
死刑囚の中では最も強くそのため活躍した。一番輝いていた時は範馬刃牙(はんまばき)をも倒したが、その後再び対戦した刃牙に軽くあしらわれて泣いていた。さらにその後、夜の公園で本部以蔵(もとべいぞう)と対戦。読者の誰もが柳が勝つと思っていたが、まさかの大苦戦。その後、勇次郎が現れて強烈な一撃を喰らい悶絶した。
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