「武神」愚地独歩(おろちどっぽ)の息子(養子)。格闘家として理想的な体型に加えて、ベンチプレス300キロ、100m10秒台という驚異の身体能力を持ち合わせており、愚地独歩をして「空手を終わらせた男」と言わしめる。その天賦の才は郭海皇(かくかいおう)も認めており、物語の終盤で成長した愚地克巳を見て「拳法を50年は進化させた」と感嘆していた。
一方で天才ゆえに戦闘に対するモチベーションに問題があり、そのため実力ではさほど劣らない相手に対しても苦戦を強いられたり敗北を喫したりしていた。また特殊な状況での戦闘経験に乏しいからか、不意打ちやダーティーな攻撃に弱く武術家として臨機応変さに欠ける場面が多々見られた。
しかし物語が進むにつれて精神面で飛躍的に成長し真の武術家として充分な技量と精神を備えるに至った。
[h2]基本情報[/h2]
- 年齢:20歳
- 身長:186cm
- 体重:116kg
- 国籍:日本
戦闘スタイル
空手家なだけあって正拳突きなどの空手技を中心に戦いを組み立てる。ただし愚地独歩と比べると空手の知識に乏しいのか繰り出す技の種類が少ない。その分、一つ一つの技の精度が高い印象。中でも音を置き去りにする「マッハ突き」は烈海王(れつかいおう)をも震撼させた。
この技をさらに進化させるべく郭海皇に教えを伝授されたが、その後教えられたものをさらに進化させて「当てない打撃」にまで昇華させた。
人間関係
父親である愚地独歩と同様に明るい性格で社交的。自身が神心会の館長になった際には多くの優秀な武闘家を指導者として招聘して、神心会空手のレベルを引き上げようとしていた。また自分が感心した相手にはたとえ恨み事があっても水に流すようで、何度打ちのめされても敗北を認めなかったヘクター=ドイルの精神力に感心し和解した。
ステータス・チャート
- 身体能力
- 経験
- 知識
-
9点。作中でも屈指の社交性を持つ。最初のほうは才能を鼻にかけるナルシスト野郎かと思われたが、登場回数を重ねていくうちに意外に良い奴であることが判明した。
- 戦闘技術
- 発想力
9点。愚地独歩が空手家として理想とした体格と運動能力を持っている。パワーの面から見てもスピードの面から見ても超一流の身体能力だと言える。
6点。登場直度は経験の少なさや勝負に対する姿勢の甘さが目立っていた。しかし物語を通して幾つかの敗北を経験したのをきっかけに武闘家として成長を遂げていった。
6点。武に関わっている時間が短いためどうしても知識が不足している所がある。本人もその事は理解しているようで多くの武術家から知識を吸収しようと努力している。
8点。克巳が完成させた「当てない打撃」はその時点の武術の水準を大きく上回るものだった。ただし打撃技以外の戦闘技術を見ると未完成の部分も多く発展途上にある。
6点。戦闘中の発想力という点では作中で目立ったのもは無かった。だが鍛錬中の発想力は高いようで飛躍的に成長する要因となっているようだ。
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