シカゴのとあるクラブでバウンサー(ガードマンのようなもの)を努めている。クラブでは毎晩のように酔っぱらった客を相手に殴り合いを繰り広げている(従業員の態度じゃないだろ!?)。リチャード=フィルスの恐ろしい所はその殴り合いの中でただの一度も相手のパンチを避けず、その上で全ての殴り合いを制しているという事である。
その中には現役のプロボクサーもいたらしく、そのタフネスはプロアマ問わず通用していた。この事からリチャード=フィルスはいつの間にか「地球一のタフガイ」と呼ばれるようになっていた。
最大トーナメントではタキシード姿で登場。同じくスーツ姿で登場した愚地独歩と得意の殴り合いを披露したが、途中で空手技を使用した愚地独歩の前に敗退した。
アニメ版では屈強なアメリカ人らしくかなり大きな体格の人物として描かれていたが、原作ではそれほど大きな体格の持ち主としては描かれておらず原作とアニメで見た目が大きく違う人物だった。
[h2]基本情報[/h2]
- 年齢:35歳前後(予測)
- 身長:181cm
- 体重:129kg
- 国籍:アメリカ
戦闘スタイル
恐らく格闘技や武術に対する知識や経験は皆無なのだろう。フィルスの戦い方は至ってシンプル。相手と自分が力の限り殴り合い、自分よりも相手を先に倒すというものだ。強靭な肉体と精神力を持つフィルスだから出来る芸当で、さすがの愚地独歩も「生身の肉体には応え過ぎる」として空手技を使わざるを得なかった。
実際、試合後の控室の廊下で血を吐いている愚地独歩の姿が描かれており、フィルスの攻撃によるダメージのほどをうかがわせている。
人間関係
全く不明。バウンサーという仕事柄を考えるとアメリカの要人たちと顔見知りなのではないか。
ステータス・チャート
- 身体能力
- 経験
- 知識
- 性格
- 戦闘技術
- 発想力
7点。文字通り身体能力だけで戦っている男である。現役のボクサーのパンチをまともに喰らって尚、倒れないそのタフネスは賞賛に値する。恐らく独歩ですら空手技なしには勝利する事は難しかったはずだ。
6点。客との殴り合いの数は無数。ただし武術家との戦闘経験が無く関節技や急所への攻撃にどのくらい対応出来るのか未知数な部分がある。
1点。何もないだろう。フィルスにとって格闘とは拳と拳のぶつかり合い以外の何物でもなかった。本部以蔵(もとべいぞう)と話すとどうなるか見てみたい。
6点。その単純明快な戦闘スタイル(そこから垣間見える人となり)を対戦相手の独歩はえらく気に入っていた。
2点。武術をやっていた描写や面影は一切ない。そういったものとは無縁な人だろう。似たようなタイプで言えば花山薫や柴千春などが挙げられる。
1点。戦闘においてフィルスが考えることと言ったら「殴る」と「耐える」の二つくらいなものだろう。発想力うんぬん以前の話し。
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