愚地克巳(おろちかつみ)が披露した技。関節八か所の同時加速により音速を超える速度での正拳突きを実現している。烈海王(れつかいおう)ですら驚愕するほどの高等技術で、空手の完成形とも呼べる技。
しかしこのマッハ突きにはまだ奥があり郭海皇(かくかいおう)によってより完成度の高い真・マッハ突きが克己に伝授された。これはイメージによって人体の関節の数を無数に増やすことにより、さらに効率的に力の伝達を行うもので、その威力はマッハ突きを遥かに凌ぐものだった。郭海皇はこの技術を完全技と呼んでおり武の究極形だとしていたが、克己の才能ならば数日でこれを習得するだろうと予言していた。
実際その予言通り愚地克巳は真・マッハ突きを習得し、さらにその後独自に技の改良に励み遂に当てない打撃へと技を進化させた。これは真・マッハ突きの速度をさらに上げることにより離れている相手に対して空気圧で打撃を与えるというものだった。
この技を見た郭海皇は「拳法を50年は進化させた」と驚愕しており、愚地克巳の才能を讃えていた。
技としての評価
中国拳法において2000年前に発見された技術との事だが、習得までの道のりはとても険しく実戦レベルで使用出来るのは郭海皇ただ一人。そのため烈海王はマッハ突きを高く評価しており「サーベル」や「まさかり」と形容して賞賛している。
使用した人物
- 愚地克巳
- 郭海皇
- 烈海王
マッハ突きを使用した張本人。父親の独歩曰く「マッハ突きは克己のオリジナルの技」のようなもので自分にすらマネる事の出来ない高等技術だとしていた。
マッハ突きを凌駕した真・マッハ突きの使い手。マッハ突きの凄さを賞賛する愚地克巳と烈海王に対して「未完成の技術」だと言い放った。
拳雄と呼ばれる烈海王(れつかいおう)だがマッハ突きに関しては表演の場でしか使用出来ず、実戦レベルにおいて使用するには至っていない。
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