真の護身

この記事を読むのに必要な時間の目安: 2分ぐらい

合気柔術の使い手、渋川剛気(しぶかわごうき)が最大トーナメントの準決勝直前に目覚めた技。護身術を極めた者のみが到達出来ると言われる境地で、自分よりも強い相手と戦おうとすると潜在意識のレベルでこれを阻止しようとする。

実際には何も無い所で転んだり、しまいには壁に寄りかからなければ歩けないまでになる。これは潜在意識によって引き起こされるものなので、自分がどう思っているか(たとえ勝てると思っていても)は関係無く起きる現象である。

渋川の師匠である御輿芝喜平(みこしばきへい)は真の護身について「危うきには近寄れぬ」と表現していた。ちなみに彼は真の護身を使えない。

使用する人物

  • 渋川剛気(しぶかわごうき)
  • 間違いなくこの人しか使えない。相手を倒すための武術ではなく、自身を守るために武を修めてきた渋川だからこそ身に付けることが出来た。御輿芝喜平は生前、渋川の才能を持ってしても真の護身を体得するのは不可能だろうと語っていたが、見事師匠の鼻を打ち負かすことになった。

使用された相手

  • ジャック・ハンマー
  • この時、真の護身を開眼した。真の護身が発動する前は勝てる気でいたようだが、ジャック・ハンマーのほうが自分より上手だと知った渋川はそれまでは使っていなかった奇襲戦法を使用することにした。そのお陰で最初のうちは有利に戦いを進めることが出来た。

  • 範馬勇次郎(はんまゆうじろう)
  • 本来は柳龍光(やなぎりゅうこう)と戦うつもりだったが、柳のもとへ範馬勇次郎が現れることを潜在意識が察知して発動した。この時の真の護身はジャック・ハンマーの時とは比べものにならないくらい強力なもので、ついに渋川は柳のもとにたどり着けなかった。

シェアして頂けると嬉しいです

最後まで読んで頂きありがとうございます。この記事を面白いと思って頂けたましたら、是非ソーシャルネットワークでシェアしてください。シェアして頂けると管理人が喜びます。