紐切り(ひもきり)

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鎬昂昇(しのぎこうしょう)が使用する技で紐切り空手における奥義。肉体を刃と化す紐切り空手を象徴する技で、相手の皮膚を破り神経に指をかけてこれを切断する。決まれば相手の戦力を大きく削ぐことが出来るだけでなく、この技があることで相手からすると迂闊に関節技を極めたり接近戦に持ち込めないという利点がある。

使用した人物

  • 鎬昂昇
  • 作中を通して唯一の紐切り使い。特に登場した当初は紐切りを愛用していたが、最大トーナメントでは必殺技として紐切りではなく、古流柔術の「眼底砕き(がんていくだき)」を使用しており、徐々に使用頻度が落ちて行った。

弱点

従来の紐切り技は相手の神経に手をかけて自分の側に戻す際に相手の神経を切断していた。しかしこれでは首に手をかけた瞬間に相手に察知されて腕をつかまれてしまう危険性があった。鎬昂昇の技の速度はさほど速くないので、刃牙クラスの格闘家なら慣れれば簡単に止められてしまう。

これを改善するために技のキレ味を増して指を戻す前、つまり神経に指をかけた後すぐに切断出来るようになった。このため技を仕掛けてから神経を切断するまでのタイムラグを縮めることに成功している。

ただしこれでも渋川剛気(しぶかわごうき)相手には簡単に止められており、一定レベル以上の相手には中々決まらないことが露呈した。

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