園田盛男

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警視庁の警視。来日した五人の最凶死刑囚を捕えるべく、その役目をアメリカ最強と謳われるビスケット・オリバに依頼した。この時、オリバを訪問する役割を与えられたのが園田だったのだが、刑務所暮らしのオリバの生活があまりにも豪華なことに腰を抜かしていた。

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稲城文之信

この記事を読むのに必要な時間の目安: 2分ぐらい

日本拳法の使い手。「武術とは弱者が強者に立ち向かうための技術」を再現した日本拳法を背負って立つ人物であり、彼が所属している館長は試合前「稲城の負けは単なる一個人の敗北ではなく日本武術全体の敗北を意味する」とまで言われたが、トーナメントでは一回戦で敢え無く敗れた。

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毛海王(もうかいおう)

この記事を読むのに必要な時間の目安: 3分ぐらい

中国大擂台賽に登場した海王の一人。受柔拳の使い手で拳法家とは思えないだらしない体(太っているという意味で)と細い目が特徴。マハメド・アライJr.と徐海王(じょかいおう)の戦いで一度ノックアウトして徐海王を見て「まずいな。まだダメージが残っている」などと解説をしていた。

通常こういった解説をするキャラクターはそれなりに強いというのが格闘漫画のお決まりだが、バキシリーズでその常識は通用しない。最大トーナメントで解説役として大活躍した本部以蔵(もとべいぞう)を筆頭に、むしろ解説役は弱いと場合が多い。

毛海王も本部タイプで一回戦を戦う前に中国連合軍を結成しようとした郭海皇(かくかいおう)によって、人数合わせのために悶絶させられてしまった(毛海王が入ると六人になってしまった)。

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郭春成(かくしゅんせい)

この記事を読むのに必要な時間の目安: 3分ぐらい

中国大擂台賽における海王の不甲斐ない成績に激怒した郭海皇(かくかいおう)が中国連合軍を結成した際、海王以外に新たにメンバーとして追加した一人。郭海皇の息子で120歳の時に生まれたらしい。

「120歳で子ども作る相手いたのか?」という疑問は本作の読者としては絶対に抱いてはならない思想である(仮に思ってしまったら中国拳法大好きな烈海王から強烈なお叱りを受ける)。

並み居る海王たちを差し置いて推薦されるほどの実力者なのだからさぞかし強いと思われたが、実際は範馬刃牙(はんまばき)相手に僅か2秒でKOされてしまった。恐らく作中に登場した中で最速で敗れた人物ではないだろうか。

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範海王(はんかいおう)

この記事を読むのに必要な時間の目安: 2分ぐらい

中国大擂台賽で登場した海王の一人で、李海王(りかいおう)の兄。中国連合軍の一人だったが恐らくその中で最も弱く、1勝2敗で回ってきた際にモハメド・アライJr.と対戦。

ボクシングの弱点を知り尽くしたような動きでモハメド・アライJr.のかと思いきや、モハメド・アライJr.は全く動揺しておらずアッパーとフックを喰らってダウンしてしまった。

彼の敗北によって中国連合軍の敗北が決定してしまった。

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楊海王(ようかいおう)

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中国大擂台賽で登場した海王の一人。金剛拳の使い手で一回戦で精神が崩壊していたドリアン海王と対戦。全く持って反撃や防御をしないドリアンをものの数秒で倒した。

しかしそのあっけない戦いや試合後ダメージを受けていないかのように退場していくドリアンの姿を見て試合に不満を持つ。そこにドリアンの付き人として同伴していたビスケット・オリバに対戦を申し込まれたため、消化不良を解消すべくこれを快諾した。

しかしこれは中国大擂台賽への出場ルートが無かったオリバが練りに練った作戦だった。結果として楊海王はオリバに利用される形で彼の出場を認めた後、圧倒的な力で試合に敗れてしまった。

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マホメド・アライJr.

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偉大なるボクシングヘビー級王者マホメド・アライの息子。父親より格闘技の才能を受け継いでおり、マホメド・アライが現役時代に完成させることの出来なかった全局面闘法「モハメド・アライ流拳法」を完成させた。

そのため全面の攻撃だけでなくマホメド・アライが現役を通して克服する事が出来なかった直下の相手に対しても対応出来るようになっている。その格闘センスは多くの人間の認めるところで、地下闘技場で範馬刃牙(はんまばき)と対戦する際、愚地独歩(おろちどっぽ)や渋川剛気(しぶかわごうき)は
マホメド・アライJr.が勝つと断言していた。

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ミスター・アンチェイン

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主にアメリカ合衆国アリゾナ州刑務所に収監されているビスケット・オリバに対して用いられた名称。囚人という立場でありながら豪華な個室が用意され、何時でも内外の出入りが自由という彼を指して「誰にもその行動を縛ることが出来ない」という意味が込められている。

誰が言い始めたのかは分からないがこのあだ名はビスケット・オリバ本人も気に入っているようで、逆に自分以外が「ミスター・アンチェイン」(つまり無限の自由を手に入れる事)となることを阻止しようとする傾向にある。

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最大トーナメント

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徳川光成(とくがわみつなり)によって開催された地下闘技場で行われた世界最強を決めるトーナメント。世界各地から屈強の格闘家が集められて行われた。一回戦から決勝まで全ての試合を一日で行うという強行日程だったにも関わらず、たいていの選手が前の試合で負った傷を何故か完全回復させていた。

地下闘技場で行われるため、ルールはいつもと同じく「武器なし。ルールなし」というもの。ただしトーナメント形式のため地下闘技場のチャンピオンである範馬刃牙(はんまばき)と言えども一回戦から戦わなければならなかった。

非常にハイレベルな戦いだったが、範馬勇次郎(はんまゆうじろう)やビスケット・オリバなどが参加していなかったため、海皇を決める中国大擂台賽のトーナメントと比べるとややレベルが落ちる。

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ビスケット・オリバ

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囚人の身でありながらアリゾナ州刑務所内に豪華すぎる個室を構えており、何時でも好きな時に刑務所の内側と外側を行き来できる。彼にとっては刑務所は行きつけのホテルでしかない。その自由過ぎる行動から「ミスターアンチェイン」と呼ばれており、これは誰も彼の行動を縛ることが出来ないという意味が込められている。

また囚人の立場ながら凶悪犯を捕えるのに協力しており、事実アリゾナ州刑務所に収容されているほとんどの囚人はオリバによって捕えられた。

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