柳 龍光(やなぎりゅうこう)

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マスター国松の一番弟子。その実力は師匠をも上回り国松の片腕を奪った張本人でもある。空道のあらゆる技を極めており、同じ達人タイプの渋川剛気よりもさらに優れた技量を持つ。渋川剛気(しぶかわごうき)がジャック・ハンマーと対決する以前、生涯で唯一敗れた相手だった。

他の4人の死刑囚と同じく「敗北を知りたい」との理由で刑務所の防弾ガラスを「空掌」を使用して破壊。逃亡を図った。

作中で刃牙に完全勝利した数少ない人物でありその力量は全登場人物の中でもトップラスであったが、夜の公園で本部以蔵(もとべいなぞう)と対決しまさかの苦戦を強いられた(というより敗北したに近い)。これは身に付けた技の一つである「毒手」に頼りすぎた事が原因であり本部にもその事を指摘されていた。

[h2]基本情報[/h2]

  • 年齢:35歳前後(予測)
  • 身長:160cm弱
  • 体重:55kg前後(予測)
  • 国籍:日本

戦闘スタイル

殺法術である空道の使い手。その実力は師匠である国松ですら兜を脱ぐほど。数ある空道の技の中でも「空掌」、「毒手」、「鞭打」を頻繁に使用しており特に「毒手」に対しては絶対の信頼を置いている様子。

またヘクター・ドイルに制裁を与える際は日本刀を使用しており、刃牙と初見で戦う際には鎌などを武器として使用している事から裸拳だけでなく武器を使った技術も身に付けている様子がうかがえる。

ただしその割に本部の武器による攻撃に対する反応が遅かった。

人間関係

渋川剛気とは旧知の仲で脱獄した直後に彼の家を訪れている。かつて武闘家として対戦しておりその際に渋川の左眼を奪い取っている。柳がその気になれば殺すことも出来たらしいが、何を思ったか殺さずに生かしておいた。作中で何度か再戦する機会に巡り合ったが、最終的に行き違いに終わった。

また5人の死刑囚の中でリーダー的な役割を担っているふしがあり、シコルスキーとともに刃牙に相対したり、敵である愚地克巳と和解したヘクター=ドイルに対して制裁を加えたりもしていた。

意外に世話焼きなおじさん、という一面もあるのだろうか。

ステータス・チャート

柳 龍光 ステータス

  • 身体能力
  • 6点。優秀な使い手である事は間違いないのだが幾分、体格に恵まれていない。160cmに満たない身長は作中の登場人物では屈指の小ささ(ガイアと良い勝負)。身のこなしという面では充分合格点なのだが……。

  • 経験
  • 8点。武術家としても充分過ぎるほどの経験を積んできているだろうし、空道の使い手という以上暗殺の仕事もかなりこなしていそうだ。

  • 知識
  • 8点。空道のあらゆる技に精通しておりそのため人体についても詳しい。刃牙との一度目の対戦の際、酸素の吸気に関して「神の設計ミス」などと知ったかぶり発言をしていた。

  • 性格
  • 3点。自分に空道を教えてくれた国松の片腕を奪っている。恩を仇で返すとはまさにこのこと。

  • 戦闘技術
  • 10点。達人と呼ばれる渋川剛気を凌ぐ拳法家(正しくは殺法家だが)。戦闘技術だけで言えば、柳と比肩し得る人物は烈海王と郭海皇の両名くらいではないのか。

  • 発想力
  • 4点。元々はどうか分からないが、戦闘において技(特に「毒手」)に頼りすぎる傾向がある。その事が戦闘における視野を著しく狭めており、結果として自分よりも技量の劣る本部に苦戦をすることとなった。

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