マホメド=アライ

この記事を読むのに必要な時間の目安: 4分ぐらい

20世紀最強のボクサーとしてその名を知られる人物。世界中のボクシングファンから親しまれており、彼の存在はボクシング界の伝説として語り継がれている。病にかかり現役を引退したと思われていたが、その実息子とのスパーリングで惨敗したためであった。

物語に登場した時点で既に病に侵されていたが、もう一度息子のマホメド=アライJr.と戦うために激しいトレーニングを積んで体を鍛え直していた。取材に訪れた記者の目の前でスパーリングを行い「1分だけなら私は今でも世界王者だ」との名ゼリフを残した。

『バキ』の神の子激突編では格闘に対する認識の甘い息子マホメド=アライ.jrを指導すべく彼のいる日本に来日した(トレーニングをして鍛え直したのもその事が理由)。

ジャック・ハンマーや渋川剛気(しぶかわごうき)にぼこぼこにされ、立つのもやっとな息子にスパーリングを強要させる事で息子の戦闘に対する認識を改めさせることに成功した。

[h2]基本情報[/h2]

  • 年齢:50歳半ば(予測)
  • 身長:180cm前後(予測)
  • 体重:90kgていど(予測)
  • 国籍:アメリカ

戦闘スタイル

基本的にはボクサーだがマホメド=アライが目指した新の戦闘スタイルはより全局面的な「モハメド・アライ流拳法」なるものだった。しかしベトナム戦争の際の徴兵を拒否したため3年もの間投獄されることになる。

このブランクが大きく響いてしまい彼の手によって「モハメド・アライ流拳法」が完成することはなかった。このため寝転がった相手に対して有効な攻撃手段を持ち合わせなかった。

人間関係

あのスーパー自己中男、範馬勇次郎から尊敬されている(恐らくは世界中で唯一)。ベトナム戦争の際に徴兵を拒否したことが高く評価されており、「あんたの心根こそが偉大だ」などと絶賛されていた。

烈海王とも親交がありアメリカでボクシング選手となった烈海王に対し、対戦相手であるジョー・クレーザーの強さを教えて警告を促していた。

ステータス・チャート

マホメド=アライ ステータス

  • 身体能力
  • 8点。「神」とまで賞賛された偉大なボクサーである。その肉体は競技の枠を超えてアスリートとして最高峰として認識されていた。ただしそれは表の世界の話しであり範馬勇次郎のような怪物と比べるとはるかに劣る。

  • 経験
  • 8点。勇次郎から面と向かって絶賛されるという、ある意味貴重過ぎる体験をしている。それ以外にもボクシングで世界チャンプになった後に投獄されるなど波乱万丈な人生を送っている。

  • 知識
  • 6点。ボクサーとしての知識は充分にあるだろうが、格闘技全般に対する知識はどうだったのだろうか。我流拳法を作ろうとしたくらいだからそれなりにはあると思うが……。

  • 性格
  • 9点。誰からも尊敬される立場でありながら常に弱者の立場に立っていた。自らが目指した戦闘スタイルの完成を犠牲にしてまで、そういった信念を守り抜いた姿勢は賞賛に値する。

  • 戦闘技術
  • 6点。「モハメド・アライ流拳法」を完成させられなかったと言うことは遂にボクシングの域を超えられなかったという事でもある。優れたファイターではあったが、武術家としてはいささか技量に欠けると言えよう。

  • 発想力
  • 7点。発想力というようりは根性の問題だが、病気に侵された体を鍛え直して全盛期でも勝てなかった息子と戦おうという発想には驚かされた。

シェアして頂けると嬉しいです

最後まで読んで頂きありがとうございます。この記事を面白いと思って頂けたましたら、是非ソーシャルネットワークでシェアしてください。シェアして頂けると管理人が喜びます。